アクアネット1999年12月号目次

【特集】


産地の情報化戦略〜リアルタイムに無駄なく〜
●とかく情報化に立ち遅れているといわれる水産業界。しかし、コンピュータの普及、インターネットビジネスの拡大が急な今日、新しい動きも確かに現れてきている。情報化と養殖業、鮮魚流通とのかかわりを考える。

そこに見えている未来のために
編集部

インターネットによる業務用鮮魚流通システム
〜新鮮・美味・適価にサカナを供給するという研究発想〜
宮城大学 事業構想学部 教授/大谷 毅
ブレイントラスト アンド カンパニー代表取締役/大志田 典明

養殖現場でのコンピュータ利用の可能性
(有)土佐野養魚場 代表取締役/土佐野 治茂

養殖業管理ソフトの実用性
(有)パシフィックシステム代表取締役/小松 広行



【アクアネットレポート】

■現地レポート
機械化+多魚種化で、活力ある養魚経営を!
愛媛県南宇和郡西海町/(有)吉留商店
●陸上サイロ・集中制御型の給餌システムで労働環境を改善

■現地レポート
手間を惜しまず、器に合った業態の見直しを!
福島県安達郡大玉村/(有)大玉養鱒場
●ニジマスとイワナで年産80t、直営の釣り堀+食堂で付加価値形成

【産地】

■魚病対策
トラフグ養殖における薬浴について
全国漁業協同組合連合会 購買事業部 資材課/矢部 智誠
●ホルマリンと過酸化水素水、『マリンサワーSP30』の使用方法、水産用医薬品外使用撤廃運動の事例など

■連載 こちら魚病研究室(8)
今、頭から離れない「抗菌」を考える
三瓶湾漁業協同組合・魚病研究室/水野 芳嗣

■連載 環境NGOによる環境保全型養殖への挑戦(3)
三度目の正直?
応用栄養学食品研究所/山口 廣治

■連載 アクアネットQ&A;(8) 産地市場統合の経緯と狙いは?
多様化した川下の流通チャネルへの積極対応が求められている
東京水産大学資源管理学科/多屋 勝雄

■情報バスケット
「第32回養鱒振興全国大会」開催
●テーマは「マス類の普及・消費拡大」。ニジマスを家庭の食卓に上る魚に!

■季節便り
ヒラメ/台風対策を考える
池上水産/池上 裕治

【消費地・流通】

■アクアネットインタビュー
消費者が知りたいのは、「誰がどうやってつくった魚?」
ウーマンズフォーラム魚(WFF)代表/白石 ユリ子さん
●魚と海の今を学び発信する元気印の女性消費者ネットワーク

■連載 水産物流通が抱える課題/第5部
養殖魚の流通構造(3) 養殖マダイの市場流通の実態
三重大学生物資源学部教授/長谷川 健二

■トピック
(社)全国かん水養魚協会「平成11年度流通懇談会」開催
●厳しい販売環境下の適正価格を模索

■情報バスケット
「チリ産アワビのセミナー&試食会」開催
●2004年に年産400tを予定

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■「共生」の世紀(6)〜持続可能な水産業と社会の姿〜
非定常資源の持続的利用
東京大学海洋研究所資源解析部門/松田 裕之

■脱・環境ホルモン社会(16)〜未来の奪回をめざして〜
環境ホルモン研究最前線(1)
静岡大学理学部 生物地球環境科学科/田中 滋康・山内 清志
静岡大学理工学研究科/本多 喬

■22世紀の水産業(18)
「食う―食われる」海の世界
東京大学大学院総合文化研究科/高橋 正征

■海藻現代四方山話(16)(最終回)
マクロ海藻の主な抗菌性物質
東京教育大学名誉教授/西澤 一俊

■魚百景・百味(10)
蟹三昧、足の先まで食べ尽くせ!
インテムコンサルティング(株)/土居 正典

【アクアネットプラザ】

■魚ごと。
■情報バスケット
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
【データベース/今月の指標】
【編集後記】
■アクアネット98〜99年総目次

 

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