アクアネット2021年8月号目次
【特集】

価値を高める! 収獲後の一工夫
〜品質向上への“詰め”〜
●食材としての魚介類の鮮度や品質には、漁場から水揚げした後の取り扱いも大きく影響する。消費地へ送り出すまでのその急所を踏まえた、新たな技術や組み立て、試みを拾う。

天然魚の低塩分蓄養法とそのための装置
高品質の活魚を低コストで安定供給
広島県立総合技術研究所水産海洋技術センター 水産研究部 主任研究員/川口  修

酸素灌流による養殖魚の高鮮度保持
高DO海水注入で徹底した血抜き
(株)オンスイ・(株)宇和島街道

冷蔵輸出する大型ブリの適正冷却温度
愛媛県水産研究センターによる試験結果

三沢市漁協の鮮魚出荷における品質向上の取り組み
シャーベットアイスによる低温保持と活〆の相乗効果
三沢市漁業協同組合 業務課 課長/高橋  学

まき網サバの一貫した鮮度管理の要所
“高付加価値化マニュアル”活用のススメ
東京海洋大学 客員教授/岡ア惠美子
(一社)海洋水産システム協会/岡野利之

【特集図鑑】
品質向上への水揚げ後の管理ポイント


【アクアネットレポート】

■インタビュー
サイズアップでモジャコ不漁の影響を緩和
(株)兵殖 代表取締役社長/中迫 猛さん
●今秋以降の養殖ブリ供給

■消費地レポート
熟成魚をリーズナブルに味わえる寿司屋
東京都新宿区/Sushi Bar にぎりて
●直伝の「津本式究極の血抜き」と“握りの技”


【産地】

■生態
ブリ稚魚が流れ藻に付随する生態学的意義
“流れ藻カメラ”による行動解析
長崎県壱岐振興局水産課 壱岐水産業普及指導センター/長谷川 隆真

【口絵】流れ藻に付随するブリ稚魚の行動観察

■育種
大型ニジマス生産に向けた優良形質の早期固定
MAS育種による低魚粉飼料適応家系の作出
静岡県水産・海洋技術研究所 富士養鱒場/中村 永介

■新連載 海の向こうから鱒が来た(1)
―西洋鱒移殖小史―
鱒の人工孵化・移殖技術の発明
錦織 則政

■連載
養殖随想-取材手帳からの「養殖ニッポン 今昔記」-(5)
東西給餌事情
佐々木  満 

■連載 東南アジアで魚を飼う(131)
コロナ騒動下、日本にいて東南アジアの魚を飼う-U
〜1年経ってコロナをチャンスに変えられているか?〜
近畿大学水産養殖種苗センター 教授/瀬尾 重治

【カラー図鑑】リモートワークで魚飼いを育てる

■トピック
シンポ「持続可能な次世代養殖システムの開発」
サバをモデルに日本型の革新的生産技術を!


【消費地・流通】

■トピック
魚油による“痩せやすさ”は、朝摂取が効果的
時間栄養学と魚油の脂質改善効果

■トピック
プラスチック資源循環の現在地と課題は?
東卸“国際化PJ”が第2回ワークショプ

■連載 季節の献立帳(176)〜お役立ち!作り置き魚料理〜
魚の焼き味噌
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■22世紀の水産業(278)〜第5部「新しい」水産学と水産業〜
三陸道と道の駅
東京大学名誉教授/高橋 正征

■エッセイ 自然・魚・漁労(37)
魚の“日本代表”は?
豊海おさかなミュージアム館長/石井  元

■連載 内水面漁業の未来は明るいか(115)
アユ釣り、アユ漁の拡大でこの国難の克服を!(続編その13)
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦

■ゆんたく!島暮らし(219)
画竜点睛?
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■図書紹介
■今月の指標
【編集後記】




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