アクアネット2020年10月号目次
【Zoom座談会】

コロナ騒動下の養鱒経営
〜懸案事項と新たな課題〜
● 新型コロナウイルス(COVID-19)という予期しない感染症が出現し、世界中で前例のない規模で経済が縮小している。その影響は、我が国の養鱒業界に も及んでいるはず。コロナ禍による養殖マス類の需給への影響、養鱒業界の従前からの課題等を経営者の視座で整理し、対策と未来像を議論する。

【出席者】(発言順)
小堀 彰彦(全国養鱒振興協会 会長理事、愛知県淡水養殖漁業協同組合 組合長)
平林  馨((有)柴崎養鱒場 代表取締役社長、富士養鱒漁業協同組合 常務理事)
林  総一郎((株)林養魚場 代表取締役社長)
新井 裕二(相模漁業生産組合 副組合長、(株)相模漁業 代表取締役社長)
等々力  博(日の出養鱒(株) 常務取締役兼場長)
岸川 大蔵(本誌編集部)=司会


【アクアネットレポート】

■現地レポート
沼津地区に見るコロナ禍の影響と対応
●消えた商機、新規需要、現場の奮闘

■産地レポート
手応え十分! 岩手県久慈湾でのギンザケ養殖
久慈市漁業協同組合 / (株)ニチモウマリカルチャー
●実証試験2期目は40tを収獲

■消費地レポート
若い女性向け魚弁当、エキナカで大好評
味の浜藤(株)
●“漬魚の技”生かし、幅広い世代へ魚食届ける


【産地】

■資源と環境
イカナゴの減少と貧栄養化
DINの低下が産卵数の減少をもたらす機序
兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センター/反田  實

■連載
養殖随想-我が国魚類養殖業の回顧と展望-(6)
持続的養殖生産確保法は効果を発揮しているのか
摂南大学農学部食農ビジネス学科 教授/濱田 英嗣

■連載 内水面漁業の未来は明るいか(105)
アユ釣り、アユ漁の拡大でこの国難の克服を!(続編その3)
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦

■連載 TATS紀行(2)
アメリカのコイのミンチ工場
(株)TATSコーポレーション 代表取締役/石井 達雄

■Pick up
2020年の宮城ギンザケ水揚げ実績
前年比104%の1万4908t、単価は2割安の476円

■Pick up
サンマの来期TACは“暫定維持”

■技術士通信(11)
海外工場経験と技術士資格を営業職で活かす
(公社)日本技術士会水産部会/松隈 裕之


【消費地・流通】

■連載 水産物流通販売事業の革新を考える(43)
水産物電子商取引の可能性と課題(2)
「おらほのカキ市場」
東京海洋大学大学院 海洋政策文化学部門 教授/婁  小波

■トピック
ジャパン・インターナショナルシーフードショー2020開催
コロナ禍で規模縮小も新たな個性競う

■連載 季節の献立帳(166)〜おひとり様の魚料理〜
鮭そぼろ丼
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■22世紀の水産業(268)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
完全養殖と事業化の道を開いた「近大マグロ」
東京大学名誉教授/高橋 正征

■エッセイ 自然・魚・漁労(27)
新たな外圧による転機
豊海おさかなミュージアム館長/石井  元

■ゆんたく!島暮らし(209)
お盆のオードブルセット
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵


【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】




ご注文はこちらのページへ。
 

トップページへ戻る