アクアネット2019年9月号目次
【特集】

「魚あら」の新たな価値
〜埋もれた宝の磨き方〜
●フィレー加工残渣や貝殻などのユニークな活用例から、各種魚介類の“商品歩留り”向上策と、それらを実践するための多方面との連携を考える。

魚介類の可食歩留りを上げる

地魚料理店主が語る魚食の愉しみ
魚体に眠るお宝探し
東京海洋大学海洋生命科学部 非常勤講師/西潟 正人

東町漁協「総合加工場」の機能と課題
東町漁業協同組合販売事業部 部長、(株)JFA 取締役/中薗 康彦

岡山県の里海再生活動と「里海米」のブランディング
カキ殻で水田土壌を改良、酒米への利用も
全国農業協同組合連合会 岡山県本部 農産部次長/小原 久典

魚類加工副生物を使った速醸魚醤の開発
産学官連携による地域特産魚醤の生産
福井県食品加工研究所 特別研究員/宇多川  隆

「ブリあら煮」含む煮付け商品に注力
(株)かまえ直送活き粋船団

頭から尻尾まで利用する、秀長水産の取り組み
フィレー加工残渣を新たな食品素材や肥料に!

養殖クロマグロの卵巣を“からすみパウダー”に
長崎県総合水試が新たな加工技術開発

垂水市漁協のカンパチ「びんた煮」

【特集図鑑】
お馴染み魚種の知られざる絶品“お宝”料理
広がる加工残渣の活用〜食品素材・調味料・肥料〜


【アクアネットレポート】

■開発レポート
魚あらから生まれる新食材“チビ身”
(株)TATSコーポレーション 代表取締役/石井 達雄さん
●小型骨肉分離機で簡単・迅速に得られる魚肉ミンチ

■現地レポート
冷水病に強いアユを自家生産し放流!
広島県三次市/江の川漁業協同組合
●2日券導入や各種イベントで“川ファン”増やす


【産地】

■技術開発 ギンザケに米を食わす!
〜飼料米を利用したギンザケ用配合飼料の開発〜
二階堂英城・東畑 顕・石田典子・輿石友彦

■隔月連載
近年の海産魚類養殖における魚病対策の変化(2)
ヒラメの感染症を中心に
大分県農林水産研究指導センター水産研究部/福田  穣

■提言
水産業の成長産業化をどう進めるべきか(下)
東京大学大学院教授/八木 信行

■トピック
「サーモン・陸上養殖勉強会」開催
沖合養殖システムの現状、閉鎖循環養殖の“落とし穴”など

■トピック
 “新たな資源管理制度”の説明会スタート
水産庁、サバなど4魚種7系群を対象に

■連載 内水面漁業の未来は明るいか(92)
内水面の漁法(2)−アユのテンカラ網漁(前編)−
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦


【消費地・流通】

■連載 魚百景・百味(54)
ジャカルタ漁港のサーモン・ヘッド・スープ
〜輸入アトランによる、エスニック料理の逸品〜
インテムコンサルティング(株)/土居 正典

■連載 給食, Do you know?(11)
酸いも甘いも噛み分ける“味な人”に!
(特非)チーム学校給食&食育委員/大留 光子

■トピック ジャパン・インターナショナルシーフードショー2019開催
過去最大840社出展、3万3600人来場

■連載 季節の献立帳(153)〜おひとり様の魚料理〜
鮭のちゃんちゃん焼き
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■沿岸環境の再生と機能回復(87)
海の「脱プラスチックごみ」をめざして
─加速する世界の動き─
広島大学名誉教授/松田 治

■22世紀の水産業(255)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
天然魚の安全性を考える
東京大学名誉教授/高橋 正征

■エッセイ 自然・魚・漁労(15)
カツオの藁焼き体験が炙り出す「空白地帯」
豊海おさかなミュージアム館長/石井  元

■ゆんたく!島暮らし(196)
オーバーツーリズム考(中)
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵


【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】




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