アクアネット2016年2月号目次
【特集】

水産業活性化への“もやもや解消”
〜抜本策の複眼的吟味〜
●減り続ける国内水産物消費を受けて輸出拡大が叫ばれている。セルフ方式が普通になった鮮魚売場には“対面回帰”を求める声も強い。これらは唯一無二の処方箋なのか、見落としている前提は無いか?

政府による水産物輸出促進策への疑問
漁師(元水産庁)/佐藤 力生

鮮魚売場活性化への要件
活路は「対面販売」なのか?
(有)フード・サポート 代表取締役/細川 良範

「栄養段階」を加味した魚介類消費量の推移

養殖生産の世界的増大と不均等

水産物の「目詰まり解消プロジェクト」とは?
川上と川下のミスマッチへの個別処方箋

■Pick up
農産物輸出の多くが“輸入農産物の加工品”
TPP対策について農中総研の清水氏が講演

■図書紹介
『日本人が知らない漁業の大問題』(佐野雅昭 著)

【アクアネットレポート】

■現地レポート
「ハーブ媛たい」、安定生産支える総合力
愛媛県八幡浜市/(有)中江
●綿密管理と切磋琢磨、複合経営

■現地レポート
絹姫サーモンとニジマスの陸上塩水飼育
愛知県田原市伊川津町/JF愛知淡水 伊川津養魚場
●約半年の“避寒飼育”で5倍の増重量、身質も向上

■消費地レポート
3代目兄弟が再興した街の人気鮮魚店
東京都清瀬市/(有)魚三九
●業務用卸と連動、豊富な品揃えと提案力

【産地】

■資源管理
国際的な管理体制へ移行するサンマの漁業と資源
(国)水産総合研究センター東北区水産研究所/中神 正康

■連載 こちら養殖相談室(11)
ヒラメのスクーチカ症に悩む〜症状編〜
国際養殖産業会アドバイザー・魚類防疫士/水野 芳嗣

■隔月連載 閉鎖循環飼育の未来と可能性III(5)
「沖縄モデル」によるヤイトハタ超高密度養殖
(国)水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所(屋島庁舎) 増養殖部 閉鎖循環システムグループ長/山本 義久

■Pick up
ブリ類種苗導入数は基準値の10%減に
28年漁期の“養殖数量ガイドライン”、マダイは削減不要

■連載 東南アジアで魚を飼う(107)
魚飼い旅日記−II
〜日本の養殖場を廻ってのQ&A その1〜
マレーシア・サバ大学ボルネオ海洋研究所 教授/瀬尾 重治

■カラー図鑑
インドネシア・ジャワ島でのウナギ養殖とシラス採捕

【消費地・流通】

■魚食スコープ
東信水産の「Toshin Kitchen」
1日3メニューを実演提案、アレンジ自在

■Pick up
売れる水産物をつくるには?
水産系研究者フォーラムで垣添直也氏が講演

■連載 季節の献立帳(110)〜次世代に伝えたい魚の定番料理〜
牡蠣豆腐の椀盛り
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■22世紀の水産業(212)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
養殖の目標、“完全養殖”
東京大学名誉教授/高橋 正征

■魚はどうしたら食べられるのか?(9)〜女性視線からの魚食再建〜
小さな商売
(独)水産大学校水産流通経営学科 教授/三木 奈都子

■内水面漁業の未来は明るいか(49)
アユ釣りは魚病の脅威を克服できるか
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦

■ゆんたく!島暮らし(153)
「何も無い」を楽しむ
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】




ご注文はこちらのページへ。
 

トップページへ戻る