アクアネット2011年12月号目次

【特集】



フグで考える
〜磨きをかける肝所〜
●有毒魚でもあるフグは、プロの仕事が加わることで価値形成される食材の典型といえる。輸入競合、輸出可能性、規制緩和といった時代のキーワードも内包する。そのフグを素材に、他の魚介類にも通じる“付加価値志向型水産業”の進路を探る。

フグ食拡大への多様化と多層化を!
下関唐戸魚市場(株)代表取締役社長/松村 久

国内トラフグ養殖の活路
〜フグ需要拡大を意識した切磋琢磨を!〜
(社)全国海水養魚協会トラフグ養殖部会長/前田 若男

持続的なトラフグ養殖のための漁協の役割
長崎市たちばな漁業協同組合専務理事/道下 雅久

陸上養殖業者による“トラフグ養殖熱”の変遷
太平洋貿易(株)代表取締役会長/田嶋 猛

フグ需要はまだまだ伸びる!
〜人材育成進め、とらふぐ亭は100店舗目指す〜
(株)東京一番フーズ代表取締役社長/坂本 大地

東京都の“ふぐ条例”見直しについて

下関ふぐ対米輸出の実際
(株)畑水産代表取締役社長/畑 栄次

日中ふぐ業界の共存共栄を目指して
〜中国の「ふぐ食解禁」を促す民間外交〜
長崎県北松地域漁村加工促進協議会会長/宮本 啓史

中国トラフグ養殖の変遷
富洋通商(株)代表取締役社長/磯 由男

特定水産物による地域振興の可能性と要件
〜下関フグを参考事例に〜
下関市立大学経済学部教授/濱田 英嗣
下関市産業経済部水産課課長補佐/高森 俊明


【アクアネットレポート】

■現地レポート
朝獲れ鮮魚を下拵えして宅配!
広島県福山市内海町/カネト水産(株)
●“牛乳屋さん”が届ける「せとうちど真ん中直行便」

■現地レポート
美味しさを維持するエサへのこだわり
山梨県山梨市牧丘町/(有)八丁養鱒場
●ニジマス・イワナ主体に年産65t、BBQハウス併設の釣り堀も



【産地】

■研究
美味しくて、身が2倍になる品種開発を目指して

〜植物で開発された新しい品種改良法を養殖魚に応用する〜
(独)水産総合研究センター増養殖研究所/吉浦 康寿・苣田 慎一

■新技術
セメント系資材を用いたカキの新しい垂下養殖法

採苗器のコーティング、接着式の垂下連による生産効率向上
太平洋セメント(株)/高野 博幸・佐野 奨・市村 高央・齋藤 雅文

■連載 こちら魚病研究室(71)
ヒラメにノカルジア症が出た!

八幡浜漁業協同組合三瓶支所・魚病研究室/水野 芳嗣

■連載 東南アジアで魚を飼う(88)
東南アジア旅日記(1)(台湾編)

〜半島マレーシア、台湾、バリ島、ジャワ島を巡って〜
マレーシア・サバ大学ボルネオ海洋研究所 教授/瀬尾 重治

■トピック
全国養鱒振興協会
「平成23年度代表者会議&消費普及担当者研修会」開催

「平成23年度養魚飼料油脂研究会発表会」開催



【消費地・流通】

■トピック
サーモン刺身に合うソースをネットで公募

〜NSECが「鮭の日」に合わせ公開試食調査イベント〜

「第6回国産ニジマス中国料理コンクール」開催!

■Pick up
魚食普及活動のネットワーク化実現へ

〜大水おさかなシンポジウム〜

■連載 Sushiは世界の共通語(10)
2003年ロンドン編(4)
ロンドンの日本料理に舌鼓

(有)さかえ寿司 代表取締役/風戸 正義

■連載 季節の献立帳(60)
〜我が家でおもてなし魚料理〜
カジキの香草焼き
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況



【連載】

■22世紀の水産業(162)
〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
放射性物質汚染に私たちはどう向き合ったらよいか?
台湾国立中山大学 客員教授/高橋 正征

■魚百景・百味(39)
シロザケの味

〜三陸への思い〜
インテムコンサルティング(株)/土居 正典

■水産と人(12)(最終回)
水産復興は人づくりから

(独)水産大学校理事長/鷲尾 圭司

■ゆんたく!島暮らし(103)
屋根が飛んだ日 その3

(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】

 

 
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