アクアネット2009年3月号目次

【特集】


魚・食・水の来し方・行く末
〜この10年とこれから〜

●激動の時代。魚の生産・流通・消費においても、環境問題でも、通じなくなった“従来の常識”が幾つもある。この10年を改めて俯瞰し、今後の立ち位置を知る。

日本の人口動態と消費構造
〜進行する世帯高齢化と所得減少〜

世界と日本の漁業・養殖業生産の全体像
〜世界規模では生産量・就業者ともに拡大も、日本は縮小均衡続く〜

海産魚養殖のこの10年
導入量を抑制、総供給量は横這い

マス類養殖の経営環境
減産傾向続くも、地域特産マス類に活路か
愛知県淡水養殖漁業協同組合 常務理事/小堀 彰彦

アユ養殖の経営環境
人工種苗の利用が拡大、産地構造に大きな変化
兼升養魚漁業生産組合 営業部長/井澤 章

食の安全・安心のための枠組みづくり

水産物の輸出入
世界的な魚食ブームで輸入減・輸出増に

環境保全・生物多様性保持のための枠組み

魚の小売現場のこの10年とこれから
(株)フレッシュ・フード研究所 代表取締役/奥田 則明

“小家族時代”の魚食の行方
〜日本人の食シーンの変遷〜
流通ジャーナリスト/石川 秀憲

 

【アクアネットレポート】

■現地レポート
小所帯ならではのシマアジ主体の養殖
愛媛県南宇和郡愛南町/中田水産
●12生簀を2人で管理、特製EPの手撒きでロスを削減

■海外レポート
韓国最大手の養鱒場を訪ねる
韓国春川市/昭陽江養魚場
愛知県淡水養殖漁業協同組合常務理事/米花 晃雄
●刺身用の大型魚主体に、ニジマス年産200t、ヤマメ80t

【産地】

■種苗生産
新規餌料生物としての汽水産ミジンコ「ディアファノソーマ」
長崎大学大学院生産科学研究科教授/萩原 篤志
福岡県水産海洋技術センター研究部/中本 崇
●1mLあたり50個体以上の大量培養が可能に、アルテミア代替餌料として期待

■防疫対策
「ノルバックス 類結/レンサOil」の有効性と安全性
〜ぶりα溶血性レンサ球菌症・類結節症混合(油性アジュバント加)不活化ワクチン〜
シェリング・プラウアニマルヘルス(株)/井上 喜久治

■連載 中国養魚短信(13)
中国海水魚養殖の来し方行く末、日本との関係
富洋通商(株)代表取締役/磯 由男

■トピック
第34回全海水シンポ、別府で開催

【消費地・流通】

■連載 美味しさの舞台裏(54)
1人前の“おかずキット”登場!
フードコーディネーター/池田恵里

■連載 食育活動を成功させるノウハウ(下)
実践編(当日の流れ・費用)
日本女子大学家政部家政経済学科准教授/高増 雅子

■連載 季節の献立帳(27)〜ボリューム魚メニュー〜
白魚の天丼
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■沿岸環境の再生と機能回復(25)
国際舞台に躍り出た日本のSato-Umi(里海)
広島大学名誉教授/松田 治

■22世紀の水産業(129)〜第4部 養殖の現状と未来〜
養殖魚の餌
東京大学名誉教授/高橋 正征

■ゆんたく!島暮らし(70)
木々の思い出
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

■戦略的養殖業のススメ(3)
〜養殖業の持続的発展のために〜
多彩な海藻養殖が抱える課題
(独)水産総合研究センター 顧問/松里 壽彦

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標(平成19年海面養殖業/都道府県別収獲量 他)
【編集後記】

 

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