アクアネット2007年9月号目次

【特集】


もう一度、エサの問題
〜その後どうなったのか?〜

●魚粉相場はその後どう推移しているのか? 低魚粉型飼料の現場での評価は? 生餌高騰の背景は? 新たな魚粉原料の可能性は?……養殖魚の安定供給にかかわるエサをめぐる最新の情勢を整理する。

 

【魚粉需給の近況】
中国の輸入は減速するも、相場は依然高水準

植物タンパク原料の需給動向
〜飼料・エタノール需要急増で堅調〜

【新型飼料】
魚粉低減飼料の普及に手応え!
〜海産魚養殖にも着実に浸透〜
(社)日本養魚飼料協会 理事長/嶌田 元且

【生餌の需給動向】
「水揚増も生餌向けは減」の流れに
〜06年の冷サバ輸出は3倍増の17万t台!〜

カタクチイワシおよびサバ類の資源動向

冷凍餌料の生産管理と流通の現状
〜食用と同等の鮮度管理、稀にみる原料高に悩む〜
(株)やまきち水産 専務取締役/池田 基義

【原料事情】
ビタミン類の値上げ相次ぐ
〜中国メーカーの生産休止などでタイトに〜

【養殖業界の声】
魚粉の自給率アップも必要!
(社)全国海水養魚協会 専務理事/稲垣 光雄

〈ブリ養殖現場〉
誰のための低魚粉化か?
鹿児島県・東町漁業協同組合 営漁指導課/松尾 斉

〈カンパチ養殖業者〉
生餌の比率を下げ、植物タンパクも併用
鹿児島県鹿屋市・(有)芳恵丸/鵜瀬 芳昭

〈ヒラメ養殖業者〉
自家製MPで柔軟に配合を調整
愛媛県/平米 福太郎

〈養鱒業者〉
今のところ“様子見”の従来飼料派
長野県・信濃屋養鱒場/望月 英蔵

【素材を見直す】
水産加工残渣による魚粉生産の実際
〜年産3.5万t、リサイクル率アップでまだまだ増産可能!〜
埼玉県草加市/三幾飼料工業(株) 草加工場

漁業者によるカタクチイワシの付加価値向上
〜長崎県・橘湾沿岸の伝統食「エタリの塩辛」の復活〜
天洋丸/竹下 千代太・敦子

サンマの魚粉利用を提唱
〜「第12回ACNフォーラム」で小松正之氏〜

 

【アクアネットレポート】

■現地レポート
独自製法のMPでつくる高品質ブリ
鹿児島県出水郡長島町/釜浦水産(有)
●あえて産卵期主体に出荷し、差別化図る!

■現地レポート
低魚粉EP+自家製MPで競争力のあるマダイづくりを!
熊本県天草市御所浦町/(株)マルトキ
●年産60万尾、自前の活魚車で5つの中央卸売市場へ直送

【消費地・流通】

■アクアネットインタビュー
地産地消イベントで朝市の売上アップ
神奈川県みうら漁協金田湾朝市部会
●地域の魚と野菜の旬と美味しさをアピール

■連載 美味しさの舞台裏(45)
新たな業態開発の難しさ
フードコーディネーター/池田 恵里

■トピック
生産から消費まで一貫した販売体制を!
平成19年度組合学校販売事業セミナー

■ピックアップ
日本の量販店が苦戦している理由
〜元イトーヨーカドー常務の杉伸一郎氏が講演〜

■連載 季節の献立帳(9)
秋刀魚の焙烙焼き
料理研究家/田口 道子

■連載 ウチの魚ご飯(47)
夏の冷え冷え肴ご飯〜留守番妻編〜
きょうこさん

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■沿岸環境の再生と機能回復(16)
ユニット化した生態系による浅海・内湾域の環境修復
〜マリン・ビオトープという考え方〜
広島大学名誉教授/松田 治

■22世紀の水産業(111)〜第3部 水産業の未来にむけて〜
地産地消を考える
高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科 教授/高橋 正征

■マーケティングの肝(51)
マーケティングの処方箋(5)
商品戦略の実務(2)
(株)マーケティング・アンサーズ代表取締役/鏡味 正明

■ゆんたく!島暮らし(52)
肌で感じる生態学
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

■お魚撮ろトロ!(33)
〜美味しく魅せるフォトテクニック〜
プロっぽい背景の写し方
フォトグラファー/SHIGETA.M

■魚百景百味(31)
エルサルバドルのアカガイ
〜零細漁民の生活の糧〜

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■時事月表
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】

 

 

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