アクアネット2003年4月号目次

【特集】


境目の水産学
〜接触面の機能とパワー〜

●水生生物と環境水、川と海、海水と海底、水と空気etc. 界面や境界に見られる特徴的な現象とその機能を整理し、水産分野での上手な利用法を考える。

魚とエビの体表粘液におけるバイオディフェンス
宮崎大学農学部生物環境科学科水産科学講座 教授/伊丹 利明

川と海の境目
〜エスチュアリーの生態系〜
広島大学大学院生物圏科学研究科助教授/山本 民次

魚類養殖漁場の底泥環境とその浄化
高知大学農学部栽培漁業学科教授/深見 公雄

気泡による魚群の行動制御
鹿児島大学 水産学部 教授/川村 軍蔵

“汚れた泡沫”による水質浄化
〜タンパク質を用いた泡沫分離法の開発〜
宮崎大学 工学部/鈴木 祥広・丸山 俊朗

日本列島を貫く味覚の境界線

【アクアネットレポート】

■現地レポート
苦難も跳ね飛ばす、三瓶のヒラメ養殖名人
愛媛県西宇和郡三瓶町/菊池 テルミさん
●生残率90%強、約半分を「キロ物」で出荷!

■海外レポート
ブラジルのピラルクー養殖
(株)国際水産技術開発 研究員/古澤 亜吐夢
●1年で10kgに達する白身魚、ネックは種苗の確保

 

【研究】

■防疫 ヒラメのVHSとその防除対策
ハ〜各種消毒剤の殺ウイルス効果、現場での有効な対策〜ハ
(独)水産総合研究センター養殖研究所 病理部ウイルス研究室 主任研究官/栗田 潤
広島県水産試験場 生産部 副主任研究員/飯田 悦左

 

【産地】

■連載 東南アジアで魚を飼う(25)
魚の開腹手術(1)〜海水魚の腹の中を覗いてみたい〜
マレーシアサバ大学 ボルネオ海洋研究所/瀬尾 重治

■飼料
飼料安全法を遵守するということ
(社)日本養魚飼料協会 技術委員/鈴木 秀和

■トピック
消費者と世界を見据えた養殖事業戦略を!
〜ヤマハニュートレコアクアテック社がシンポジウムを開催〜

【消費地・流通】

■アクアネットインタビュー
環境負荷の少ない養殖魚作りを独自基準で認証ハ
〜必要なのは、数値よりも「明確な対応が定められたシステム」の構築〜
日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会事務局/藤井 淳生さん

■連載 であいの一皿(4)
眼張と筍の煮合わせ
料理研究家/田口 道子

■連載 ウチの魚ご飯(4)
鰺礼讃
久米 さより

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■シリーズ・漁船漁業技術の在るべき姿(最終回)
「中間漁業技術論」を考える
北海道大学大学院水産科学研究科/廣吉 勝治

■22世紀の水産業(58)
海の水産生物資源の量
東京大学大学院総合文化研究科/高橋 正征

【新連載】

■水産流通業の現状と活路(1)
十年一日、進歩のない水産業界
東京水産大学地域共同研究センター/崎浦 利之

■魅力ある商用Webサイトをつくろう!(1)
Webサイト制作の前に
ミントジェイ代表/宮下 哲治

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
【データベース/今月の指標】
【編集後記】

 

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