アクアネット2003年2月号目次

【特集】


ルールを変える!
〜改革のあとさき〜

●獲る漁業も養殖業も様々な制度やルールに支えられている。そのルールを変える必要に迫られたとき、関係者はどのように考え、行動したのか? また、新たなルールは漁家経営や業界にどんな影響をもたらしたか? 国内外の実例に学ぶ。


企業活動への規制を緩和、マーケティングを強化

〜ノルウェーのサケ養殖における制度の変遷〜
ノルウェー漁業省 長官/マグノー・ネルハインさん
ノルウェー水産物輸出審議会 日本事務所 代表/オーラ・ブラットボルさん

ニクソンショックとニジマスの販路転換
〜長野県養殖漁協の対応を中心として〜
信濃屋養鱒場 代表/望月 英蔵

タイ国におけるエビ養殖業の展開と制度的背景
東京水産大学 資源管理学科 助教授/馬場 治

セリ改革から流通改革へ
〜浜値回復をめざした相馬原釜漁協の取り組み〜
相馬原釜漁業協同組合 事業管理部 部長/寺島 英明さん

秋田県のハタハタ資源管理にみる合意形成過程
〜3年間の自主禁漁までに行政が果たした役割〜
北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科/末永 聡

ヨーロッパ農業におけるCAP改革とその影響
(株)農林中央総合研究所 常務取締役/蔦谷 栄一

曲がり角に立つEUの共通水産政策

新たな食品行政が水産業に求めること
〜トレーサビリティがもたらす流通の短絡化〜
日本大学商学部・大学院 教授/梅沢 昌太郎

【アクアネットレポート】

現地レポート
安全で美味しい「まる戸ぶり」の効率生産を!
愛媛県宇和島市戸島/松本 守さん
●管理制度高め、低魚価に耐える

 

【産地】

■隔月連載 タスマニア通信(7)
大西洋サケの養殖〜海面養殖・加工編 タサール社〜
タスマニア州ホバート在住/百野 亜津子

■連載 こちら魚病研究室(26)
薬剤感受性結果から見えてくるもの
三瓶湾漁業協同組合・魚病研究室/水野 芳嗣

■連載 東南アジアで魚を飼う(23)
採卵のためのホルモン注射(4)
マレーシアサバ大学 ボルネオ海洋研究所/瀬尾 重治

■トピック
「第6回海洋深層水利用研究会全国大会」開催
海洋深層水利用研究会 研究発表企画委員長/辰巳 勲
●300名が参加、水産分野の発表は8テーマ

【消費地・流通】

■アクアネットインタビュー
信頼できれば、生産履歴の常時公開は不要
日本消費者連盟 事務局長/水原 博子さん
●トレーサビリティシステム構築の前に、食品への基本方針の議論を!〜

■連載 系統による加工・販売事業の必要性と課題(2)
系統の経済事業が直面するヒト、モノ、カネの問題
(財)魚価安定基金業務部業務二課/佃 朋紀

■連載 であいの一皿(2)
蛤の木の芽田楽
料理研究家/田口 道子

■連載 ウチの魚ご飯(2)
体脂肪を燃やせ! 今日も煮魚天国
小石川 M子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■シリーズ・漁船漁業技術の在るべき姿(14)
香川県における「底曳網漁業の中間技術」
鹿児島大学水産学部/佐久間 美明

■22世紀の水産業(56)
音があふれている海と生物
東京大学大学院総合文化研究科/高橋 正征

■アクアネットQ&A(21)
[Q] 実効ある漁業経営施策とは?
[A]公平な自由競争、資源管理とは別の、「漁業の経済管理体制の構築」を
東京水産大学資源管理学科/多屋 勝雄

■シリーズ・釣り餌を科学する(4)
〜ヒラメ(Paralichthys olivaceus)〜
水産大学校 食品化学科 生物化学講座/原田 勝彦

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
【データベース/今月の指標】
【編集後記】

 

ご注文はこちらのページへ。
 

トップページへ戻る