アクアネット2002年10月号

【特集】


サバに学ぶ
〜高級魚と大衆魚を分けるもの〜

●大衆魚の代表格だったサバ。ところが今や、高級ブランドサバが登場する一方で、量販店の店頭には輸入サバがずらり並んでいる。各地でサバ養殖も始まっている。その背景にあるものは? 生産管理、マーケティング、商品価値の関係を考える。

マサバの生態と資源管理
〜太平洋系群を中心に〜
(独)水産総合研究センター 中央水産研究所資源管理研究室長/谷津 明彦

サバの栄養と料理
国際学院埼玉短期大学客員教授/鈴木 たね子

「関さば」ブランドが確立するまで
〜“一本釣りの瀬付き魚”ならではの価値観の実現〜
大分県漁業協同組合佐賀関支店 支店長/岡本 喜七郎

ノルウェーサバの生産管理とマーケティング
ノルウェー水産物輸出審議会 日本事務所代表/オーラ ブラットボル

マサバの種苗生産と養殖の現状
ニチモウマリファーム(株)御所浦種苗センター 技術開発課長/江越 正信

「長崎さば」のブランド化への取り組み
西日本魚市(株)企画開発室 チームリーダー/岡野 利之

魚百景・百味(20)
世界のサバ料理探訪
〜サバ科魚類の食味百珍学的研究〜
インテムコンサルティング(株)/土居 正典

【アクアネットレポート】

現地レポート
この島ならではの“つくり育て売る漁業”を!
広島県豊田郡大崎町/(有)内浦水産
●ヒラメとマダイ主体に、種苗生産から成魚の小売・加工まで

現地レポート
養殖サバの安定供給で新たな刺身需要を!
大分県南海部郡蒲江町/まる倉水産
●天然種苗を7〜16ヵ月養成して活魚出荷

【産地】

■連載 東南アジアで魚を飼う(19)
アフリカナマズの養殖 (2)
マレーシアサバ大学 ボルネオ海洋研究所/瀬尾 重治
●人工種苗生産技術

■連載 アユの養殖技術を見つめ直す(最終回)
“適正流”の比率を高める池の構造
農業コンサルタント/増田 茂

■連載 こちら魚病研究室(24)
2002年夏、養殖現場で話題になったこと
三瓶湾漁業協同組合 魚病研究室/水野 芳嗣

■トピック
海外の技術や生産動向に機敏な対応を!
全国海産種苗生産者協議会 第7期通常総会

【消費地・流通】

■連載 田口道子のお魚丸ごといただきます(10)
サケの皮の揚げ浸し
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

 

■海洋保護運動の進展・水産国日本の役割(6)
世界最大のマグロ資源利用国・日本(その2)
(社)責任あるまぐろ漁業推進機構/原田 雄一郎
●逃げ回るIUUマグロ漁船に対し、廃絶対策大詰めへ

■シリーズ・漁船漁業技術の在るべき姿(10)
我が国漁船漁業の技術開発の現状と今後の課題(上)
(社)海洋水産システム協会/土屋 孟

■22世紀の水産業(52)
「流れ藻」とその利用
東京大学大学院総合文化研究科/高橋 正征

【アクアネットプラザ】

■うおうさおう記
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
【データベース/今月の指標】
【編集後記】



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