アクアネット2023年9月号目次
【特集】

水産物トレーサビリティの現在地
〜不変要素と新たな取組み〜
●2001年秋のBSE国内発生などを受け、農林水産省は“「食卓から農場へ」顔の見える関係の構築”を掲げ、2003年度から養殖水産物にも履歴情報管理システムの導入が図られた。以来20年、生産・流通履歴に関するニーズの現状や当該情報管理・開示の仕組みの課題は?

小売・消費者サイドから見た水産物トレーサビリティの現状と課題
小谷フードビジネス代表/小谷 一彦

養殖生産物のトレーサビリティ
東京海洋大学 理事・副学長/舞田 正志

ウナギ産業価値連鎖トレーサビリティ導入評価プロジェクト
現場負担が少なく、次の成長につながる仕組みづくり

食品トレーサビリティとブロックチェーン技術
〜その導入のメリットと課題〜
中村学園大学栄養科学部 准教授/眞次 一満

【アクアネットレポート】

■現地レポート
山田湾の新たな味覚「オランダ島サーモン」
岩手県下閉伊郡山田町/三陸やまだ漁業協同組合
●自動給餌システムで省人化、3期目は100t体制に

■海外事情
大型生簀における死魚および残餌等の回収システム
(株)ゴトー養殖研究所 ノルウェー駐在所所長/Jørgin Gunnarsson
(株)ゴトー養殖研究所 取締役副社長/中西 照幸
●その機能性と経営効果

【産地】

■インタビュー
6次化推進で“稼ぐ漁協”に!
垂水市漁業協同組合 代表理事組合長/篠原 重人さん
●喫緊の課題は生餌高騰対策

■施策 我が国の水産防疫制度と最近の取組(1)
制度の見直し・魚病に詳しい獣医師の育成・遠隔診療の推進
農林水産省 消費・安全局 畜水産安全管理課 水産安全室 水産衛生検査企画官/冨澤 輝樹

■リレー連載 持続的なカキ養殖経営への新技術(4)
種苗密度の調整が生産量や利益にどう影響するか
その2 環境収容力の経営・経済的な評価
—宮城県石巻市長面浦におけるカキ養殖の研究事例—
(国研)水産研究・教育機構 水産資源研究所/神山 龍太郎
元東北大学大学院教授、水産研究・教育機構/原 素之

■トピック
第46回全国養鱒技術協議会大会
第54回養鱒振興全国大会
IHN対策としての清浄化と強毒化阻止、DNAワクチンなど

■トピック
マイワシと競合でマサバ小型化?
黒潮続流北偏と親潮不南下は続く見通し
令和5年度水産油脂資源講演会

■連載 随想 海の話(9)
「豊かな海」を損ねてきた国策の見直し
佐々木  満

■連載 内水面漁業の未来は明るいか(140)
続々・川の生命線は水源地
富山県農林水産総合技術センター水産研究所 所長/田子 泰彦

【消費地・流通】

■新連載 養殖産業のフードチェーン・アプローチ(1)
“Farm to Table”の国際分業化と安全管理
広島大学大学院統合生命科学研究科/山尾 政博
愛媛大学農学部/天野 通子

■連載 改正卸売市場法と水産市場(2)
卸売市場開設手続きである認定制の考察?申請主義?
卸売市場政策研究所 代表/細川 允史

■連載 季節の献立帳(201)?お魚ワンプレートで世界めぐり?
タコス(メキシコ)
料理研究家/田口 道子 ■鮮魚・活魚市況

【連載】

■沿岸環境の再生と機能回復(111)
海のプラスチックごみ問題の解決へ
─「瀬戸内オーシャンズX」の広範な取組み─
広島大学名誉教授/松田 治

■22世紀の水産業(303)?第5部 「新しい」水産学と水産業?
陸上完全養殖でつくられた「あたらないカキ」
東京大学名誉教授/高橋 正征

■エッセイ 自然・魚・漁労(61)
男鹿の魚を八戸の魚市場へ
豊海おさかなミュージアム名誉館長/石井  元

■ゆんたく!島暮らし(244)
完全無欠の放置マンゴー
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】




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