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「ジェンマ マイクロ」 スクレッティング(株) | ||||||||||||||||||||
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海産仔魚の生物餌料として広く用いられているアルテミアを代替することを目的に開発された初期飼料「ジェンマ マイクロ」が、スクレッティング(株)から発売された。 同飼料は、アミノ酸、必須脂肪酸、各種ビタミン、ミネラル、等々、海産仔魚にとって重要な栄養素を豊富に含有しており、健全な種苗の育成に貢献する。同社 では、「海産仔魚の孵化後1ヵ月間は、仔魚の内臓器官が形成され、とくに消化機能が発達する重要な時期。この時期の仔魚は成長よりも生物学的代謝（変態） に多くのエネルギーを費やすことから、消化吸収のされやすいリン脂質を多く含有しているジェンマ マイクロの使用をお勧めする」と話している。 同飼料の主な特徴は以下の通り。 (1)株種、培養条件、栄養強化法によって左右されがちな生物餌料（ワムシ、アルテミア）の栄養価に比べ、安定的に必要な栄養素を種苗に供給することができる。 (2)生物餌料に比べて、病気や寄生虫などの感染リスクを低く抑えることができる。 (3)生物餌料生産施設を減らすことができるので、種苗生産をシンプルにし、資源（不動産や人件費）の節約が可能となる。
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