ブリ属魚類のα溶血性レンサ球菌症不活化ワクチン
「マリンジェンナー レンサ1」
バイオ科学(株)

 バイオ科学(株)は、ブリ属魚類(ブリ、カンパチ、ヒラマサ等)のα溶血性レンサ球菌症不活化ワクチン「マリンジェンナー レンサ1」(動物用医薬品)を発売した。同社開発部で開発を行い、2004年8月に製造承認を受け、2005年より販売を開始した。

 同ワクチンは、α溶血性レンサ球菌症のブリ罹病魚から分離したLactococcus garvieaeを培養した後、不活化し、遠心分離によって集菌された菌液をリン酸緩衝食塩液に浮遊させたもの。予防効果の高い注射式ワクチンで、魚体重30〜300gのブリ属魚類に接種して使用する。

【用法・用量】
 当該麻酔薬の使用説明書に従って麻酔をかけたブリ属魚類(魚体重30〜300g)の腹腔内に、連続注射器を用いて0.1mlを1回注射する。

【使用上の注意】
(1)定められた用法・用量を厳守すること。

(2)効能・効果において定められた適応症の予防のみに使用すること。

(3)ブリ属魚類以外には使用しないこと。

(4)約30g〜約300gの健康なブリ属魚類に使用すること。

(5)本剤の注射は、獣医師または指導機関(家畜保健衛生所、魚病指導センター、水産試験場等)において、注射技術の指導を受けた者のみが行うこと。

(6)指導機関の直接の指導を受けて使用すること。

(7)連続注射器の使用説明書を十分に理解して適切に取り扱うこと。

【内容量】
 500ml(5000尾分)。

■問い合わせ先
バイオ科学(株)
〒779-1292
徳島県那賀郡那賀川町工地246-1
TEL 0884-42-3090
FAX 0884-42-3092
E-mail:bio@bioscience.co.jp

 
トップページへ戻る