アクアネット1998年7月号(創刊号)目次

【アクアネット・レポート】

■現地レポート/クロマグロ人工ふ化飼育、世界記録を更新中!
ふ化後2年11ヵ月、最大35キロに成長
■産地ルポ(ニジマス養殖)/省力・省スペースの2階建て種苗生産施設が本格稼働
給餌、池掃除、網寄せを全て自動化。最適飼育水を探るブレンド導水システムも 静岡県富士宮市淀師/(有)柴崎養鱒場
■トピック/水産庁養殖研究所、ウナギ人工ふ化仔魚の生存期間を大幅に延長
サメ卵乾燥粉末を給餌し、ふ化後27日間、全長10ミリまで育成
■海外レポート/地中海のヘダイ・スズキ養殖(1)
優勝劣敗の企業経営で30パーセント超の利益率を堅持!

【創刊記念座談会】

つくり売る漁業の21世紀戦略〜次代を泳ぎぬくためのソフトとハード〜

漁家経営がさらに厳しさを増す一方で、価格競争時代をリードしていたはずの流通・小売業界も深刻な失速状態に陥っている。もはや安いだけでは消費者にア ピールできないらしい。メーカーである漁業者に、次代は何を求めているのか。それを実現するために今、何をなすべきか。

[出席者](発言順)

松田 勝成((株)シーフードかがわ専務取締役)
川口 保 (阪神髭定(株)代表取締役)
古谷 和夫((社)全国かん水養魚協会会長)
池田 成己(本誌編集長)=司会
 

【特別寄稿―アクアネット創刊に寄せて】


隆島  史夫(東京水産大学教授)
若林 久嗣(東京大学教授)
鈴木 武 (全国養鱒振興協会会長)
山本 てつ(全国海産種苗生産者協議会会長)
佐藤 稔 (全国内水面漁業協同組合連合会専務理事)
石田 幸生(東町漁業協同組合営漁指導課)
トム・レイ(フィッシュ・ファーミング・インターナショナル)
マーク・タロエン(インヴェ・アクアカルチャー)

【産地】

■産地ルポ[ブリ養殖]/パソコンデータ+経験数値で増肉単価を大幅削減
150円もの増肉単価削減に成功! EPで体長を伸ばし、肥満度は追い込み直前まで抑える
大分県南海部郡蒲江町/村松 一也さん
■水田養魚の今昔〜コイからフナに転換した信州佐久の水田養魚〜
長野県水産試験場佐久支場/山本 聡
■News&Topics;/魚価低迷に喘ぐヒラメ養殖業者が大分で緊急集会!
法人化にらみ「ヒラメ養殖振興協議会」発足へ
■四季便り
●アユ・インターネット利用の勧め/(有)土佐野養魚場/土佐野 治茂
●ウナギ・今期のシラス池入れを振り返って/おおすみエンタープライズ(株)/松延 一彦
●マダイ/夏季の要注意点/(有)久保田水産/久保田 駿

【消費地】

■インタビュー/トオカツフーズ(株)常務取締役営業本部長/鏡 隆夫氏
〜モノをつくる側が新しい需要を生み出すことも可能〜
日産80万食・年商430億円、男性には“安くてボリューム”、女性には“スナック感覚”
■水産物流通が抱える課題(1)
末端流通を取り巻く環境変化と課題
水産庁中央水産研究所経営経済部/田坂 行男
■現地レポート/南紀白浜の「とれとれ市場」
堅田漁協の直営店主体に年商48億円
■News&Topics;/シンポジウム「養殖魚の販売戦略を考える」
生産と流通それぞれの秩序化が不可避、卸売市場依存型の販売態勢から脱却を
■鮮魚・活魚市況
■量販店プライス・レーダー

【研究】

■サクラマス・ニジマスへの隔日給餌と経済性
北海道立水産孵化場資源管理部
小林 美樹
■地球レポート/エルニーニョのメカニズムと経済的影響

【連載】

■22世紀の水産業(1)
水産物を基幹産業と考えることの重要さ
東京大学大学院総合文化研究科/高橋 正征
■栽培漁業を考える(1)
栽培漁業をめぐる状況
東京水産大学資源育成科/北田 修一
■魚百景・百味(1)
ミミガイの憂鬱
インテムコンサルティング(株)/土居正典

【アクアネットプラザ】


■情報バスケット
■新製品情報
■ニュースフラッシュ ■今月の1冊
【データベース/今月の指標】 平成9年内水面養殖魚生産統計他

【編集後記】

 

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