アクアネット1998年12月号目次

【特集】


多様化する産直 Part1
〜つくり手と運び手の新たな連携〜

“流通革新”とまで謳われた産直。
その形態と機能は、時代の検証を経てどのように進化したのか?
産地と消費地のこだわりを結ぶ物流業界の目算は?

■産直の多様化とその戦略性
日本大学商学部教授/梅沢 昌太郎
■宅配便業者による食品産直の新展開
(株)日通総合研究所 経済研究部/峯 猛
■関東ふるさと会
会員数10万人! 決済機能に郵貯の強み。「ふるさと便」で地域貢献を目指す
〈事例・産地からみた通販産直の実態〉
■愛知県・愛知県淡水養殖漁業協同組合(マス類、アユ)
〜自社ブランドを浸透させた“こだわり”加工品〜
■静岡県・浜名湖養魚漁業協同組合(ウナギ)
〜白焼主体の商品構成で年間4万ケース。百貨店の贈答コーナーとも提携〜
■熊本県・(有)高見商店(クルマエビ)
〜味噌漬クルマエビが人気!通販業者経由と直販の二刀流で事業拡大〜
■愛媛県・遊子漁業協同組合(マダイ、ブリ等)
〜生産者の顔写真入り“シール作戦”を展開!〜
■通販産直事業、成功へのポイント(山形県の「サクランボ小包」事業の展開過程と舞台裏)
立正大学大学院地理学専攻博士課程/村田 啓介
■過積載規制も流通の変化を促す?
■求められるのは際立った特徴を持つ商品?


【アクアネットレポート】

■海外レポート
台湾の最新養殖事情
台湾供恩公司会長/鈴木 敬二
ノルウェー式大型網生簀導入等で海面養殖に本格化の兆し。政府の養殖業バックアップ態勢も充実。
■海外レポート
地中海のヘダイ・スズキ養殖(3)[海面養殖編]
高収益を支える恵まれた漁場環境とマーケット
■現地レポート
産地と消費地を結ぶ活〆・フィレー出荷基地
神奈川県三浦市白石町/(株)ヨンキュウ三崎事業所
年間取扱量5000t超! 最も美味しいタイミングで消費者へ
■特別レポート
ISOとは何か―9000sと品質管理手法の行方―
最近認証取得が盛んなISO。その内容について解説

【産地】

■連載
こちら魚病研究室(3)
薬を使用しない養殖の試み(下)
三瓶湾漁業協同組合・魚病研究室/水野 芳嗣
■連載アクアネットQ&A;(3)
「環境にやさしい養殖」や「有機養殖」の実態は?
東京水産大学資源管理学科/多屋 勝雄
■産地レーダー
●沖縄のクルマエビ養殖、PAV対策強化が急務!
●無投薬飼育の「土佐茜ブリ」、試験販売開始
■季節便り
●アユ/養鮎大競争時代を生き抜く
(有)土佐野養魚場/土佐野 治茂
●ウナギ/今夏ウナギ商戦の教訓は?
おおすみエンタープライズ(株)/松延 一彦
●マダイ/もはや「売るのは苦手」ではすまされない!
(有)久保田水産/久保田 駿


【消費地】

■消費地レポート
海なし県の食卓に獲れ立ての鮮魚を!
角上草加(株)(埼玉・鶴ヶ島店)
■ニュースフラッシュ
全かん水「平成10年度流通懇談会」開催
市場ニーズ汲み、適正量・適正サイズの養殖を!
■連載
水産物流通が抱える課題/第2部(消費地卸売市場の問題点)
(2)役割と分業の変化
埼玉大学経済短期大学部名誉教授/秋谷 重男
■鮮魚・活魚市況


【連載】

■栽培漁業を考える(6)
アワビはなぜ増えないか
東京水産大学資源育成学科/北田 修一
■脱・環境ホルモン社会(4)
〜未来の奪回をめざして〜
内分泌学から眺めた環境ホルモン
静岡大学理学部生物地球環境科学科/山内 清志
■22世紀の水産業(6)
植物プランクトンにとっての海の栄養環境
東京大学大学院総合文化研究科/高橋正征
■海藻現代四方山話(4)
胃痛持ちに朗報、モズク
東京教育大学名誉教授/西澤 一俊
■今は昔、岩和田海女伝説(5)
〜それは、たった30年前のことなのに〜
金井 英一郎


【アクアネットプラザ】
■読者の声
■産地レーダー
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
■今月の本
【データベース/今月の指標】
【編集後記】

 

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