アクアネット2018年2月号目次
【特集】

水産エコラベルを考える
〜大義と妥当性〜
● 持続可能な漁業や養殖業を認証する制度のロゴタイプである“水産エコラベル”。東京オリンピック・パラリンピックの食材調達基準との関わりなどから、国内 でも関心が高まっているが、何種類ものラベルが存在し、基準も異なるようだ。それぞれの特徴を知り、エコラベルの使命と機能を確認する。

持続可能な漁業認証制度のあり方
東京大学大学院教授/八木 信行

ローカルラベルと国際ラベルは共存できるか?
“東京サステナブルシーフードシンポ2017”から

養殖エコラベルの基準は何をどう考えるべきか
東京海洋大学大学院教授/舞田 正志

養殖エコラベルの個性
ASC、AEL、SCSA、MEL養殖

ASC認証「ブリ基準」の功と罪
養殖現場で見えてきた課題
愛媛大学南予水産研究センター客員准教授/井戸 篤史

MSCラベルとMELの近況
日本における漁獲漁業認証制度の実例


【アクアネットレポート】

■現地レポート
低魚粉飼料によるブリ養殖磨く
愛媛県宇和島市日振島/長栄水産(有)
●配合設計と給餌方法のカイゼンで効率アップ

■現地レポート
成長が速く姿も良い「ドナスチ」の完全養殖
長野県安曇野市/信濃屋養鱒場
●卵から1年で700gに、釣り場でも好評

■消費地レポート
アジア初のサステナブルシーフードレストラン
東京都世田谷区/BLUE
●エコラベルの発信拠点にも

【産地】

■種苗生産
種苗生産水槽の流れについて
〜浮上死と沈降死を軽減する循環流のつくり方〜
長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科 教授/阪倉 良孝

■集中連載 魚の健康と腸内細菌叢(2)
腸は第二の脳、人体最大の免疫の場
(株)SINRA 代表取締役/橋 隆行

■連載 東南アジアで魚を飼う(118)
東南アジアでニホンナマズの可能性を探る−II
〜ナマズの口を縫い合わせて自然産卵させる〜
近畿大学水産養殖種苗センター 教授/瀬尾 重治

■連載 内水面漁業の未来は明るいか(73)
アユ釣りの師匠、石井義和さんとの出会い(後編)
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦

■Pick up
ブリ類、マダイの生産目標数量は前年並
H30年漁期の「養殖魚需給検討会」

■Pick up
WTOにおける漁業補助金交渉の行方
OPRIのスワーツ氏が講演


【消費地・流通】

■トピック
長崎平島産天然魚の冷凍フィレー試食会
地元漁業者が都内で開催、鮮魚と食べ比べ

■連載 季節の献立帳(134)〜男の魚料理〜
アクアパッツア
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■22世紀の水産業(236)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
日本人の魚食の割合
東京大学名誉教授/高橋 正征

■ゆんたく!島暮らし(177)
冬の沖縄の香り「ムーチー」
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■商品・サービス情報
■今月の指標
【編集後記】




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