アクアネット2013年9月号目次
【特集】

魚の発酵食
〜寝かせて待つ醍醐味〜
●塩麹やヨーグルトなど今をときめく発酵食だが、日本では昔から様々な魚介類の発酵食が工夫・利用されてきた。うま味も保存性も増し、機能性をも付与するそのメカニズムと、現代にマッチした魚の発酵食を紹介する。

日本産水産発酵食品の種類と発酵の仕組み
(独)水産総合研究センター中央水産研究所 主任研究員/里見 正隆

伝統的水産発酵食品「へしこ」の品質形成メカニズムと今日的課題
福井県立大学海洋生物資源学部 教授/大泉 徹

塩麹とその加工品について
富山県農林水産総合技術センター食品研究所/横井 健二・原田 恭行

蒲鉾ロスの再利用技術
〜リサイクル発酵調味料の開発とその応用〜
酪農学園大学 農食環境学群 食と健康学類 教授/舩津 保浩

発酵技術を活用した飼料用大豆油かすの栄養価改善
(独)水産総合研究センター増養殖研究所 飼餌料グループ長/山本 剛史


【アクアネットレポート】

■現地レポート
好評! ひろびろ飼育の信州サーモン
長野県安曇野市穂高/(有)マルト水産
●稚魚からの歩留り80%、活〆のセルフ販売も

■現地レポート
「おうごんふぐ」、“上位サイズ”で周年供給!
長崎県平戸市/(有)松永水産
●陸上養殖の長所磨き、1年半で1.5kg以上に


【産地】


■リレー連載 人工光による魚介類行動制御の最前線(1)
海水中での光の伝搬と魚の視覚
鹿児島大学水産学部 准教授/安樂 和彦

■生態
川を耕すアユ
〜付着藻類の生産力を巧みに利用するアユの生態〜
(独)水産総合研究センター 日本海区水産研究所 資源生産部/阿部 信一郎

■トピック
“太平洋クロマグロ全国会議”開催
日本のイニシアチブで資源管理計画策定を

■トピック
「第2回ウナギ対策会議」開催
水産庁、“緊急対策”の進捗状況など報告

■連載 内水面漁業の未来は明るいか(20)
蜂は猛獣!?
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦

■トピック
マグロ類・マイワシ・サバ類の資源動向は?
平成25年度水産油脂資源講演会

■トピック
 “魚食復興”への養殖魚の役割は?
第15回ACNフォーラム


【消費地・流通】

■連載 水産物流通販売事業の革新を考える(12)
水産物産地流通の諸問題
東京海洋大学大学院 海洋政策文化学部門 教授/婁  小波

■Pick up
身欠きフグでつくる“魚屋の惣菜”
東京魚商組合が勉強会

■トピック
第15回ジャパン・インターナショナルシーフードショー開催

■トピック
学校給食への水産物普及策を討議
国産水産物流通促進センターがシンポジウム開催

■連載 美味しさの舞台裏(77)
食品売り場のロス問題と“現場力”
フードコーディネーター/池田 恵里

■連載 Sushiは世界の共通語(30)
2010年南米3ヵ国編(4)
高地の調理は命懸け
(有)さかえ寿司 代表取締役/風戸 正義

■連載 季節の献立帳(81)〜フライパンでお魚料理〜
秋刀魚のドライカレー
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■沿岸環境の再生と機能回復(51)
漁業生産を維持するための水環境
─「内湾の機能回復シンポジウム」からの提言─
広島大学名誉教授/松田 治

■22世紀の水産業(183)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
カキの「水平網式養殖」と「3倍体カキ」で思ったこと

東京大学名誉教授/高橋 正征

■タイ国養殖産業の発展と日本の技術協力(2)
“マイナス”からのスタート
タイ国在住/矢代 義文

■ゆんたく!島暮らし(124)
排水溝の掃除

(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】

 




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