アクアネット2010年6月号目次

【特集】



漁業と石油とCO
2
〜持続的生産へのもう1つの指標〜

●低炭素社会が志向される今、燃料や給餌と密接なCO2の排出削減は、コストダウンのみならず、消費者支持の獲得につながる。漁業による燃油消費とCO2排出の特徴を知り、その削減ポイントを考える。

漁船の燃油消費の実態と省エネルギー方策
(独)水産総合研究センター水産工学研究所/長谷川 勝男

各種漁業・養殖業による環境へのCO2負荷の試算
宮城県水産技術総合センター環境資源部/渡邊 一仁

漁港施設の稼働状況を見直し、電力コストを削減

「低CO2」という新たな消費選択基準
〜カーボンフットプリントと、その実用例〜

燃油需給の現状と今後の見通し
(株)NTTデータ経営研究所/加島 健

 

【アクアネットレポート】

■現地レポート
「よか鯛」の種苗生産から調味加工まで
熊本県上天草市龍ヶ岳町/(有)田脇水産
●“6次産業化”で安定経営を!

■現地レポート
アユ養殖の活路やいかに!
静岡県浜松市西区/(株)本多産業
●販売チャネルと防疫体制を再構築

【環境】


■連載 複合eco養殖12ヵ月(6)
複合エコ海藻栽培による魚類蝟集効果
東町漁業協同組合/耒代 勇樹

■漁場環境
魚類養殖漁場の環境をどう評価するか(2)
底生動物が教えてくれる海の状態
和歌山県日高振興局地域振興部/上出 貴士

【産地】

■経営
近畿大学のマグロ養殖事業と人工種苗販売
近畿大学グローバルCOE博士研究員/原田 幸子

■施策
太平洋クロマグロの資源管理強化
〜農水省、未成魚の漁獲抑制など〜

■品質管理
大型サケマス類の鮮度保持技術
〜活けしめ脱血で「活き」の状態を長時間維持〜
栃木県水産試験場水産技術部/渡邊 長生

■連載 こちら魚病研究室 (64)
出荷魚の簡易薬剤残留検査のすすめ
八幡浜漁業協同組合三瓶支所・魚病研究室/水野 芳嗣

■連載 東南アジアで魚を飼う (81)
魚を殺さないための養殖場管理(1)
〜東南アジアの養殖場でどうして魚が死ぬか?〜
マレーシア・サバ大学ボルネオ海洋研究所 教授/瀬尾 重治

■情報バスケット
平成21年漁業・養殖業生産量

【巻末図鑑】
・大型サケマスの活けしめ脱血による鮮度保持効果
・「プレミテスト」による出荷魚の簡易薬剤残留検査


【消費地・流通】

■現地レポート
獲れたての前浜魚を対面で売る、卸・小売一体エリア
〜魚市場、仲買店舗、3セク物産館が集積、地域住民の魚消費拠点に〜
西三河漁協荷捌き場、さかな村、一色さかな広場

■連載 季節の献立帳(42)〜毎日美味しい!魚のお弁当〜
イカの卵白揚げ弁当
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■卸売市場制度の転換期と水産市場(4)
小売・消費者にとっての水産卸売市場の課題
酪農学園大学教授/細川 允史

■22世紀の水産業(144)
〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
有用水産生物資源を育てる珪藻類を支える海の栄養環境
東京大学名誉教授/高橋 正征

■ゆんたく!島暮らし (85)
塩害対策あれこれ
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標(平成21年内水面養殖業生産統計他)
【編集後記】

 

 

ご注文はこちらのページへ。
 

トップページへ戻る