アクアネット2004年6月号目次

【特集】


水産版・捨てる技術!
〜クリアすべき基準と望ましい姿〜

●廃棄物の環境への排出をゼロにするための取り組みが様々な産業分野で始まっているが、まだ途半ば。生産性に寄与しない上、コストも手間もかかる。かと いって、放置すればいずれ我が身にかえってくる。眼前にある使用済み物資の、現時点での望ましい処理方法と再資源化の道を考える。

養殖資材の廃棄方法

発泡スチロール(EPS)製魚箱の再資源化について
〜プラスチック界でのリサイクル率ナンバーワン〜

魚介類の飼育排水の処理について
〜環境に対する微生物負荷の軽減と病原体の拡散防止〜
北海道大学大学院水産科学研究科/吉水 守・笠井 久会

水産加工排水の排出基準と処理技術
神鋼環境メンテナンス(株)東京支店/我妻 信男

水産業における廃棄物処理問題とは
北海道大学大学院水産科学研究科/三浦 汀介

■連載 こちら魚病研究室(33)
魚病関連物資の好ましい捨て方
三瓶湾漁業協同組合・魚病研究室/水野 芳嗣

【アクアネットレポート】

■現地レポート
ハマチ養殖一筋35年のエキスパート
愛媛県西予市三瓶町/高島漁業(株)・清水 学さん
●現場の知恵、学術的知識、そして“養殖愛”でハマチを育てる

 

【産地】

■新技術
マイクロバブルとナノバブルによる水環境の改善
(独)産業技術総合研究所 環境管理技術研究部門/高橋 正好
●SRSVの不活化、淡水魚と海水魚の同一水槽飼育も可能に

■連載 クロマグロ完全養殖までの道のり(最終回)
クロマグロ種苗生産技術の重要性
近畿大学大学院農学研究科教授/熊井 英水

■連載 東南アジアで魚を飼う(38)
魚飼い心得(2)
マレーシアサバ大学 ボルネオ海洋研究所/瀬尾 重治

【防疫】

■ワクチン
アユ冷水病ワクチンの開発の現状
福山大学生命工学部海洋生物工学科 助教授/河原 栄二郎
●投与法別の“これまでの成果”と課題

■新型魚病
ブリ属魚類の“新型連鎖球菌症”について
宮崎大学大学院農学研究科/野本 竜平・吉田 照豊
●従来型レンサ球菌症との類似点と相違点

 

【消費地・流通】

■アクアネットインタビュー
衛生管理と生産性の強化で、高次加工に積極対応を!
(株)鮮香 常務取締役/広瀬 忠造さん
●都心まで1時間の立地にHACCP対応型の新工場を開設

■連載 裏技・魚料理 道具編(6)
炊飯器
料理研究家/田口 道子

■連載 ウチの魚ご飯(18)
「南蛮漬け」漬けウィーク
K川 瑛子さん

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■養魚に役立つ電気の基礎知識(2)
主な部品とその使い方(1)―スイッチ
愛知県津具村/三城 勇

■22世紀の水産業(72)
漁業による特定生物の間引きの影響
高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科/高橋 正征

■マーケティングの肝(14)
規制緩和と自己責任
(株)マーケティング・アンサーズ/鏡味 正明

■ゆんたく!島暮らし(13)
ダイバーは一人旅
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■情報バスケット(平成15年漁業・養殖業生産量―速報―)
■ニュースフラッシュ
【データベース/今月の指標】(平成15年内水面養殖業生産統計他)
【編集後記】

 

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